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2014-11-28

ソニー盛田昭夫氏に学ぶ

ソニーも本田もそうですが、会社を設立して早い時期に海外進出を強く意識しているのですね。

戦争に負けたから、なおさらだったのかもしれません。

ただ、ソニー盛田氏は初めて米国に行った時、あまりの豊かさと進んだ社会を目の当たりにし、「ここで自分たちの製品なんか売れるのだろうか?」と、ものすごく気後れしたようです。

僭越ですが、こういう気持ち想像がつきます。意気込んで言ったのに、あまりのすごさにひるんでしまうというか、途方に暮れるというか。

 どんなグロバール企業も、最初の海外への一歩はこんな感じだったのかもしれません。そう思うとちょっと安心です。でも、意志あるところに道はあるというか、強く意識していないと海外進出は実現できないのだろうなー、と思いました。

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ソニーはベル研が発明したトランジスタという技術を小型ラジオに活用できないかと必死に研究をしました。周波数を上げるのが一番大変だったようですが、ベル研が無理と思った方法でソニーはそれをやり遂げたのです。

普通なら、また現代なら、「ベル研がやっても無理なのだから」と諦めてしまうところを、粘り強く試行錯誤し続けること。すごいですね。きっと夜を徹して休日返上でみんながんばったのだと思います。今だと、労働法違反だとか言われてしまうのでしょうか?

そして驚くべきは、1958年に東京証券取引所に上場してしまうのです。設立が1946年ですから、設立12年で上場。これ、ものすごく早いスピードです。戦後の荒廃の中でスタートして12年で上場。

テープレコーダーといい、小型ラジオといい、きっと当時ではあこがれの製品だったと思います。どうしてもほしいもの、すごくかっこ良くて便利で、買うのに列をつくって待つ、みたいな。「そんなものつくるのは無理だろう」と一般に言われてしまうもの。

我々ベンチャーも、人々が本当にほしいと思われるプロダクトをつくってゆきたいですね。

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ちなみにSONYという社名は、ラテン語のsonus(音という意味)とsonny(かわいい坊やという意味)から「Sonny」にしました。ただ、日本人がよむと「ソンニー」と読んで、何か「損」というイメージを持たれるとよくないので「Sony」にし、さらに、商標と一体にしてしまおうと、更に読みやすく「SONY」にしたとのことです。社名や商標にもこだわりがあるのですね。

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現代は、Google、Apple、Amazonがお手本となり参考にされます。ただ、戦後間もなく創業し、日本の産業をつくってきた経営者たちからも、大いに見習うことがありますね。

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