toggle
2014-11-12

シリコンバレー出張3 活躍する日本人

前回前々回の続きです。

シリコンバレーでは、元同僚の小林さんに現地で活躍している日本人の方々を紹介してもらいました。 もう10年以上シリコンバレーでビジネスをしている方々です。

その中の一人、Draper NexusというVCをやっていらっしゃる北村充崇さんにもお会いしました。

http://www.drapernexus.com/

元々、JAICさんのシリコンバレーオフィスでやっていらした方です。以前、JAICさんがDFJという米国VCと合弁で行っていたVC事業がありましたが、JAICさんの組織再編で海外投資を止めることにした際に、こちらに残って合弁を引き継いだ方です。DFJといえば、テスラ・モーターズ等々、多数の優れた企業を草創期から支える有力なVCですね。

北村さんに投資先の一部をお話して頂きましたが、ものすごくおもしろい会社があります。やはり世界は広いですね。日本の技術者も優れていると思いますが、シリコンバレーには世界中から優れている人たちが集まっています。大学の研究も盛ん。こちらでは白人米国人だけでなく、インド系、アジア系、中東系など、いろいろな人たちが溢れています。このような環境ですから、びっくりするようなユニークなプロダクトが出来てきます。それに対して資金をつけて、マネジメントメンバーを補強して、事業として、会社として成功させる、そんな取り組みを北村さんはやっていらっしゃいます。

もちろん、ご自身の手でファンド資金を集めています。すごいですね。

日本にもメンバーがいて、ファンド資金の一部は日本のベンチャー企業にも割り当てています。 米国のベンチャーを知った上で日本のベンチャーを見る、という投資目線と同時に、日本で出資を受ければ米国への橋渡しになってくれるというメリットもあると思います。

お会いして、その人柄とご経験に触れて、「なるほど、こういう方ならシリコンバレーでも勝負できるんだ」、と納得しました。

ちなみにパートナーのDFJは、Draper Universityとして、起業を考えている人たちに起業教育も行っています。少しその様子も見せて頂きました。こちら、世界中から人が集まってきていて教育期間中の住む場所も提供しています。学校形式の座学でなく、集まった各国の人たちを6〜7名のチームにして、実践的課題に取り組むような、バーチャルに起業を体験させるものだと思います。こちらでは様々な国の人たちと仕事をするわけで、そうした環境をもつくっているのですね。

何はともあれ、この地で引き続き活躍してほしいと、心から思いました。

次回は、日米ファイナンス価格差について です。

 

関連記事