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2012-03-07

ベンチャー企業の成長を決めるもの

世の中にはたくさんのベンチャー企業がありますが、成長できる企業とそうでない企業があります。感覚的には1:9、もしかしたら1:19かもしれません。

同じような事業を複数のベンチャー企業が同じような時期に開始することがあります。例えば、商品の価格を比較するサイトの事業は2000年当時、7,8社はあったように思います。その中で成長を遂げる会社とそうでない会社があります。この差は何でしょうか?

 

私は一言で言うと、「経営力」だと思います。

 

では「経営力」とは具体的に何でしょうか?

 

経営力の骨格は、以下であると思います。

 

・企業理念またはビジョン

・顧客満足へのこだわり

・経営陣の人格

・戦略

 

これらをまずは経営陣でしっかり共有することから始まると思います。

 

1.顧客満足へのこだわり

 文字通りです。

 経営陣が顧客満足にこだわりを持てば、それは企業文化となり、社員一人一人が顧客満足のために行動する。このような会社は確実に強いですね。顧客満足の意識が足りない会社はたくさんあります。これは経営者の意識が足りないからだと思います。

 

2.経営陣の人格

 人格とは、聖人君子を意味しているのではなく、心の根底に、社員を成長させようという気持ち、あるいは社員に感謝するという気持ちを持つことです。社員に厳しいことを言っても、その根底に、人を育てる、社員に感謝する、という気持ちがあれば、年齢に関係なく社員はついてくると思います。そうでないと、モチベーションを失い、優秀な人から辞めてゆきます。これは組織構築の要だと思います。

 また、課題解決策は現場の社員が知っていることも多いものです。社員から意見を吸い上げやすく努めることも、経営陣の人格があればこそだと思います。

 

3.戦略

 経営理念やビジョンを実現するためのシナリオ。このシナリオを考え、会社が行こうとする筋道を明確にすることです。

 さらに、毎期、方針と計画を考え、月次ベースの損益や資金の計画を立てる。そして毎月、計画と実績を照らし合わせ、その差はなぜ生まれたのか?自社の課題は何か?主要メンバーで話合う。また、週に1回、あるいは2週間に1回、主要メンバーで現状の状況を共有し、課題解決策を考えてゆく。時として戦略を変更することもあると思います。

 

会社とは、お客様がお金を払って買ってくれる製品やサービスを造り出すことと、お客様にその製品やサービスを買って頂くことで成り立っています。それを実現するのは会社で働く人であり、会社で働く人の意識の正しい照準に合わせること、つまり顧客満足に合わせ、そして最大限の力を発揮することで成長できるかどうかが決まると思います。

 

真の差別化要因とは「経営力」であり、「経営力」は模倣しにくいが故に、キャッチアップされないものだと思います。

このような経営力の向上をサポートするのも、私の仕事です。

 

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