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2012-03-05

スタートアップの難しさ

多くのベンチャー企業は、「新しい」事業を立ち上げることが多いと思います。世の中にない製品、世の中にないサービス。こうした事業は、事業を立ち上げる前に顧客のニーズをはっきりとつかむのが難しく、仮説からスタートせざるを得ません。「こんなものがあったらきっと便利だ。」、「こんなサービスがあれば利用する人は大勢いるはず」。つまり「きっと」、「・・・のはず。」からのスタートです。

 

経営本の多くが顧客満足を提唱しており、それは企業経営で最も大切なことですが、顧客の需要が本当にあるのかどうか、それがはっきりと立証されていない中でスタートせざるを得ないのがベンチャーの難しいところだと思います。

 

よって、とにかく事業を進めてみて、トライアンドエラーを連続させるしかないと思います。ニーズが本当にあるのか、ニーズにしっかり刺さっているのか?これを検証するには一定の期間を要します。

 

いつも意識を集中しなければならないのが、「顧客の需要は何か?」、「顧客がほしいものを提供できているのか」、「顧客がストレスなく利用するには何が足りないか?」といった「顧客・利用者にまつわること」です。

 

特に、ネットビジネスで広告収入モデルを目指す場合、サイトを利用する人たちの満足度に加え、お金を払ってくれる「広告主」の満足度がとても重要になってきます。

 

事業を立ち上げれば、経営者は様々なことに忙殺されます。すると、この最も重要なことから意識が離れてしまう、いわゆる「センターピン」を見失っている起業家を多く見かけます。センターピンとはボーリングの1番ピンのことで、これにボールが当たらないと絶対にストライクになりません。

 

もしニーズが乏しければ、別の顧客をにフォーカスするか、事業転換を模索しなければなりません。このような判断、タイミング、事業転換力もベンチャーにとっては必須だと思います。現在成長を遂げているベンチャー企業の多くが、このような過程を経ています。

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