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2014-10-20

参考にしたい鉄道会社のビジネスモデル

以下は東急電鉄の売上と利益です。(単位:百万円)

 

売上高

営業利益

交通事業

192,099

21,191

不動産事業

193,200

30,128

生活サービス

542,875

5,882

ホテル・リゾート

92,452

1,514

ビジネスサポート

159,772

3,457

合計

1,803,070

62,618

「交通事業」は鉄道を中心とした売上です。大きな売上増はありませんが、生活やビジネスの完全な移動インフラですので、鉄板の安定事業と思います。

「不動産事業」は、鉄道の駅周辺の住宅・ビジネスタワー等の不動産収入ですね。これも割りと手堅く推移していると思います。

「生活サービス」は百貨店などの売上で、売上の量は5,428億円と大きいですね。ちょっと意外でした。ただ、利益的には58億円と売上規模からするとちょっと小さめ。こちらはECの台頭や消費者の志向変化のスピードが早い時代ですから、昔のようにはいかない事業になってきたと思います。

「ホテル・リゾート」も景気の波を受けやすい成熟産業ですね。

「ビジネスサポート」の主なものは、鉄道広告や駅ビルなどのディスプレイ広告事業です。

ただ、鉄道事業でインフラ事業を造り上げ、それを起点に不動産事業を展開し、さらに、周辺事業を行っているということで、事業モデルとしては素晴らしいと思います。

電車を利用することは、全く無意識に毎日当たり前に使っていますが、無意識に使うサービスというのが、事業ではとても重要だということを改めて感じる次第です。

我々も、まずは無料でもいいので、毎日のように使ってもらえるサービスを提供したいです。その上で、プレミアムサービス、ECなどの周辺事業を加えてゆくようなビジネスモデルを目指したい。

ネットビジネスですので、百貨店やホテルほどハードと人手がかかりませんので、レバレッジの効いた事業モデルが可能です。よって、ベースサービスを無料で提供しても、利益率の高い事業構想が可能です。

Non Activeな無料会員数の多さを誇るのではなく、たくさんの人が頻繁に使う何らかのインフラ的サービスになることがこの事業モデルのミソですね。

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