toggle
2014-10-14

エー・ピーアンドカンパニーの成長戦略

続いてエー・ピーアンドカンパニーさんです。

通常の飲食店事業と異なり、食品の生産者と消費者を直接つなげる飲食店モデルを追求する事業です。卸市場をなるべく経由させないことで、新鮮な食材を安く提供し、生産者・販売者・消費者にメリットをもたらすことを目指しています。自社でも生産場を持っています。食のSPA(メーカー小売業体)に近いですね。

スクリーンショット 2014-10-14 13.31.04(同社の有価証券報告書より)

飲食店は、非常に簡単に言うと、成功店舗モデルができると、店舗数を増やすこと成長軌道に乗せることが可能になる事業と思います(もちろん、現場での様々な努力があります。)。塚田牧場の成功により現在店舗拡大中です。

同社では、「日本の食のあるべき姿を追求する」という同社のミッションの共有と浸透を目的とした研修や生産現場での研修など、人材の教育に力を入れています。また、店舗で働く方々に一定の予算を持たせて、お客さんに自分の判断でサービスできるような取り組みもしています。

おいしい食べ物をリーズナブルに提供し、お店で働く方々のよいサービスで、リピート率は50%を超えています。かなり高いですね。

今後の成長戦略は以下の通りです。

決算説明資料

・塚田農場の拡大

現状では、塚田農場は首都圏中心に102店舗ありますが、これを地方にも拡大して全国で350店舗に拡大する構想です。

・鮮魚モデルの拡大

鮮魚の自社流通センターを設立していますが、そのネットワークを全国的に拡大すると同時に物流網を整備してゆきます。これにより、メニューの充実→リピート率の増加を狙っていると思います。

・海外展開

アジア地域への出店を画策するものです。

・新業態への進出

そばのお店や弁当など。

長期的には、中食や小売業体の取り組みも検討しているようです。

 

スクリーンショット 2014-10-14 13.55.13

同社の目的は「日本の食のあるべき姿を追求する」というもので、これを言葉だけでなく、本気で行っていると思います。よって、店舗のメリットだけでなく、生産者から消費者までの全てのメリットを追求しているのではないかと思います。そうなると、事業領域も広くなって、とても大きな構想=大きな成長可能性になると感じます。

関連記事