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2013-10-01

起業家をサポートするということ(1)

私は、起業家あるいはベンチャー経営者(以下、起業家といいます)をサポートする仕事をしています。サポート。。。。随分と曖昧な表現です。具体的に何をするのでしょうか?

私は、関わっている会社が成長することを目的に仕事をしています。では、何をサポートすれば、最も会社の成長につながるのでしょうか?

ベンチャー企業の成長の必須条件は、起業家の魅力と、たくさんの顧客がお金を支払う製品やサービス(以下、まとめてサービスといいます)開発にたどり着くこと、です。私は前者においてはある程度判断できます。しかし、顧客がお金を支払うサービスをつくれるかどうか、これは世の中に問うてみなければわかりません。仮説だけではどうにもならない。世にないサービスはいくらリサーチしても、ニーズの確からしさはわからないので、スタートして試行錯誤を繰り返さなければなりません。顧客の反応を見ながら、変えてゆかねばなりません。今をときめく世界的企業も、目覚ましい成長を遂げている成長企業も、設立当初の事業とは別の事業で大きくなっている例はたくさんあります。特に大きな成長を目指すのであれば、小さな売上で毎年横ばいになってしまうサービスでは足りず、顧客が毎年増えるようなサービスにしてゆかなければなりません。

めでたく顧客が「これはいい」とお金を払ってくれる製品やサービスにたどりついたら、その先は成長するための攻め方、つまりお金をどこに投じるかがテーマになり、その先、安定的に成長できてきたら、次の成長事業の準備をします。単一サービスでは成長に限界があり、次の成長ドライバーを模索しなければなりません。

このように、立ち上がり、成長、安定、次の成長と会社のテーマは尽きることがありません。もちろんこの間、危機的状況を乗り切り、成長が止まった状態からの脱却など、別の重要なテーマもたくさんあります。

起業家、あるいはベンチャー企業をサポートするという時に、開発、セールス、マーケティング、管理といった業務サポートは、いいサポートであれば局面を打開していく上で大いに役に立ちますが、長期的に、より根本的に役に立つことは、戦略、人、お金に関するサポートではないかと思います。これをここでは、経営をサポートする、ということにしましょう

では、経営をサポートするというのは具体的に何をするのでしょうか?

(次回へ続く)

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