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2016-12-07

amazonは直販よりマーケットプレイスの方が大きい?

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amazonは売上高が10兆円を超えましたが、売上高の内訳はどんな感じなのでしょうか?
Annual Reportを見ると、ざっくりとした売上高の内訳が載っています。
その前に、まずは過去10年の売上高と粗利の推移を見てみましょう
売上高の推移
過去10年の売上高の推移は以下のとおりです。

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売上高は10年で10倍の10兆円になっています。すごいです。

 

粗利の推移
ただ、売上高から商品の仕入金額を引いた粗利がとても重要だと思います。
粗利もみてみます。

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2015年は3.5億円の粗利ですね。粗利ベースでもデカい金額。

 

売上高の内訳
では、直近3年の売上の内訳を見てみます。

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AWS
2015年にAWSの売上高が公表されるようになりました。
AWSは8,000億円の売上高なんですね。これだけでも巨大企業です。

直販。
これが私たちがamazonで通常購入する場合の売上高。約8兆円。

手数料等
手数料というのは、主に、サードパーティの企業が、アマゾンのウェブサイトで商品を販売した際の(アマゾンマーケットプレイス)、amazonが受け取る販売手数料などで構成されていると思います。
これが2兆円。ただし、手数料等の内訳は未公表です。

 

マーケットプレイスとしても大成功
そこで、「手数料等」の金額のうち、仮に90%をサードパーティ事業者から得る販売手数料として、流通金額を推計してみましょう。アマゾンの販売手数料料率は商品カテゴリーごとに細かく決められていますが、販売金額のおおよそ10%〜15%なので、間をとって12.5%として計算してみましょう。

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こうしてみるとわかるのですが、amazon独自の売上高=流通金額の約8兆円に比べ、サードパーティによる流通金額推定が14兆円と、サードパーティの流通金額の方が大きい可能性が高いです。

amazonは、自社販売が大きいことに加え、楽天のようなマーケットプレイスとしてもものすごく成功している、ということになります。

ちなみに、amazon独自の販売額とサードパーティの販売額を合わせた総流通金額は、22兆円という試算になります。超巨額です。

財務諸表だけでもいろいろとポイントがありました。

それでは、amazonは将来のためにどのようなことに取り組んでいるのでしょうか?

長くなったので次回にします。

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