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2016-06-03

スタートアップでオフィスにお金をかけるのは悪いことなのか?

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スタートアップでオシャレなオフィスがよく取り上げられる。

ほとんどの場合、大きな資金調達をした会社だ。

営業キャッシュフローではなく、投資家から調達した資金を使うので、なんか後ろめたい気持ちもある。

日本では質素が美徳とされ、贅沢なオフィスは、「調子に乗りやがって」と揶揄されやすい。

もちろん、まだプロダクトが未熟でユーザーのポジティブな反応が得られない時期に、贅沢な内装にする気にはならない。

ただ、事業が進捗する中で、その会社の所帯なりにオシャレ感を出した内装にするのは、決して悪いことではないと思う。豪華なオフィスはデメリットが多いが、オシャレなオフィスはメリットがある。

よく、オシャレにするのは人材採用のため、というが、オシャレにしてもいい人材が入ってくるとは限らない。優秀な人材を振り返ると、初期段階の、ガレージベンチャーなオフィスの時に参加したメンバーが多い。良い人材は、起業家の思想、構想、プロダクトのユニークさなど、外見より内面に共鳴して入ってくる。金やオフィスではない。

それよりも、商談において効果を発揮する。商談では外見は内面と同じくらい重要だ。センスのよさというのは、「この会社と取引してみたい」という気持ちを、潜在意識の中で後押しすると思うことがある。

「では場所は御社で」と、打ち合わせの場所が自社になると時間の節約にもなる。

ビルの外見がイマイチでも、オフィスの中がシャレていると、その落差がおしゃれ感をより演出し、来社した人の印象が大きくアップする。

オフィスからはいろいろなことを感じ取れる。
センス、空気感、対応、文化。
オフィスデザインはそれらを代弁してくれる。

スタートアップのオフィスなら、数百万円かければそれなりのオシャレ感は出せる。これは「販売促進費」と考えると割に合う。

次に引っ越す時に、原状回復費をかけず、居抜きで引き渡せることがある。一石二鳥だ。

ちょっとシャレたオフィス。実は費用対効果の高い投資かもしれない。

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