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2016-02-21

資金調達のための事業計画の記載内容

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前回
、事業計画のエキスについて記載しましたが、具体的には何を書けばいいのか、について整理しておきます。

事業計画の記載内容・表現方法は、事業内容によっても全く異なりますし、起業家も十人十色ですので、特に決まった形式はありません。

とはいえ、何か参考になったものがあった方がいいと思いますので、簡単に整理してみます。

大項目

・会社概要:会社名・住所・代表者氏名・資本金・事業内容(予定)

略歴:代表者略歴、コアメンバー略歴

・ビジョンまたは事業構想図

・なぜやるのか?

・何をやるのか?

・競合他社があれば、それらとの比較とこれからつくる優位性(当社が顧客から選ばれる理由)

・プロダクト開発・マーケティング・営業の方法(必要に応じて)

・事業構想の説明

・潜在的顧客・ユーザー数

・数字の計画(PLやKPI)


各項目

各項目に関する例を以下に記載します。
会社によって記載することが異なりますので、各項目の中から思いつくことがあれば記載してゆきます。

ビジョンまたは構想図

・我々はこれからこれをやります!という言葉
・5年先の当社の成功イメージ図

まずは、当社の目指しているところ、目指している姿を明示できるとよいと思います。

なぜやるのか?

・想定顧客(ユーザー)が抱えている課題
・想定顧客が抱えている未解決な問題
・想定顧客にとってあったら便利、楽しい、役に立つ、と思われるもの。
・市場の変化
・世の中の変化と事業機会の発生。空白地帯の発生。
・先行する海外動向
・何か事業背景を示す象徴的な動画や写真があれば掲載。

何をやるのか?

・想定顧客は誰か?
・課題に対する解決策
・既にある他社プロダクトに対する不満の解決
・想定顧客に潜在意的ニーズがあると思われる理由
・プロダクトの革新性。
・技術進化で今までできなかったことができるようになったこと。
・顧客が享受するメリット。
・プロダクトが優れている点。
・プロダクトの特徴または効果。

・潜在的顧客数やユーザー数
 こちらは何か客観的に示せるデータがあるとよいと思います。

こちらも、動画や写真、図を使って示せるとわかりやすいですね。

事業構想

・当社の事業価値の「芯」は何かを深く考える。
 その「芯」を起点にして考えられる事業を構想する。
・現状のプロダクトのみで将来を構想するか。
・将来、現在のプロダクトの顧客に別のプロダクトのリリースを考えるのか(縦軸展開)。
・最初の顧客層とは別の顧客層に広げる(横軸展開)。
・ニッチ層からスタートして、将来はマスに広げてゆく。
・現状のプロダクトに様々な派生機能、派生事業を加え、現状のプロダクトを軸に機能的・事業的な広がりを持たせる。
・海外展開

ただし現段階で考えることなので、将来変更もあり得る前提です。

事業の立ち上がり期の作戦

・プロダクトのリリースタイミング
・追加機能開発予定
・リリース後の広報活動、販売促進、広告方法
・営業方法
まずは、顧客に刺さるプロダクトにすることが優先。その後、プロダクトを普及させるための営業またはマーケティング方法を考えます。

数字の計画 

・PLは年度ごとで5年から7年、月次で3年以上
・資金繰りは月次で3年以上(資金調達ができたらベース)
・表計算またはスプレッドシート等で掲載

当社の事業や事業環境が全くわかっていない方を聴き手・読者として想定しながらつくるとよいと思います。Goalは相手と成功イメージを共有することですからね。

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