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2012-08-21

取得請求権

通常は、優先株式を普通株式に転換するために設ける条項です。普通株式を対価として、会社に優先株式を買い取る請求を行えるように設計します。

ただ、優先株主が、投資してから一定期間を過ぎた場合に、金銭対価と引き換えに会社に株式を買い取らせることができる権利としても活用できます。実際、そのような優先株式を発行している会社もあります。会社が買い取れるのは配当可能利益までですが、VCの合計株式シェア66.7%以上であれば、減資等で配当可能利益を増額する決議をすることができます。
通常のベンチャーファイナンスで金銭対価と引き換えの取得請求権を入れているケースは多くないと思いますが、資金調達時点において、資金的に極めて厳しい状況に追い込まれていたり、既存の株主はもちろん他に増資の引受け手がいない場合や、通常のベンチャー企業より相当リスクの高い会社など、特別な事情のある場合に要求されると思います。

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