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2012-08-02

投資家の持ち株シェアが大きい場合

上場直前で投資家の株式シェアが50%を超えるような場合、先に述べた浮動株主が多く、上場後の株価形成や資本政策に影響を与えかねない、ということがあります。上場後の株価形成に関してはロックアップという方法がありますが、ロックアップが解除される時に同じような問題が起こります。

このような場合、未上場の段階で、投資家の株式の一部を事業会社等に譲渡するよう働きかけることがあります。会社の業績がよく、魅力的な会社になっていれば、事業会社の資本提携もやりやすいものです。また投資家も、投資家の株式シェアが高いと上場に支障があることは理解しており、また、上場の前段階で株式を譲渡することで一部資金回収できるメリットを感じ、応じてくれることが多いです。

もっとも、会社の業績が上場後もよければ、上記のような懸念はなくなります。多少乱暴な言い方をしますが、業績がよければ、このような資本政策的な課題や懸念はどうにでもなると思います。

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