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2012-07-06

株式シェア(2)

理想と現実
ベンチャー企業の経営者は会社運営の中核ですから、上場時点で51%の株式シェアを持つのが理想です。これは、上場といっても、大手企業から比べればまだ会社規模が小さく、事業基盤の弱い会社の運営において、経営者がしっかりとした権限を持たなければ、適切な舵取りはできないからであり、かつ、その分の責任を持つという証です。未上場の段階で経営者の株式シェアが数%では、経営者が債務の保証人になどなれないと思います。
しかし、起業間もない時から増資をしてゆく会社、または、様々な紆余曲折の中で増資を繰り返すと、上場までに51%を維持できないことがあります。その場合は、33.4%以上を目指します。

ただ、上場前で経営者の株式シェアを33.4%以上にすることも難しい場合もあります。その場合は筆頭株主のポジションの確保を目指し、経営者に歩調を合わせてくれる株主と合わせて51%以上、または、33.4%以上になることを目指すといいと思います。

 上記の通り、経営者の株式シェアはとても重要です。ただ、株式シェアにあまりにこだわり過ぎると、資金調達が進まず、結果的に企業が成長できなくなることもあります。会社の成長戦略上必要な資金調達であれば、自身の株式シェアのことより、調達を優先させることが必要な局面があると思います。ここは経営者の考え方次第だと思います。

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