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2012-06-27

VC側の投資検討の進め方(2)

監査法人または公認会計士による財務諸表のレビュー
 話し合いの終盤になると、過去の財務諸表を精査するため、監査法人や公認会計士へのレビューを受ける依頼をされることがあります。アーリーステージではレビューする勘定科目の金額は少ないため、監査法人ではなく個人事務所の公認会計士でもいいと思いますが、会社と取引がある公認会計士だと、完全な第三者とは言えないため、VCと相談します。費用負担は、会社側、VC側とケースによって異なります。レビューを依頼された場合、例えばですが、最終的に投資を断ったならVC側の費用負担、投資がなされたならば会社側負担、とするのがフェアのように思います。交渉の余地はあります。

投資会議
 VCの投資検討の最終段階で、VC内では、投資の最終意思決定機関として、「投資委員会」といった名称の会議が行われます。開催頻度は毎週、月に2回、随時、とVCによって様々です。
会議では、担当者は、会社の現状、成長可能性、経営者の人柄や経歴、戦略、採算性などを会議の中で説明します。その中で様々な質問や意見が出ます。当然に否定的な意見も出ます。担当の方は、質問に対しては適宜回答しなければなりません。ここでもたつくようでは、よく会社のことがわかっていないということになり、結論が先送りになったり、場合によっては否決されたりします。よって、会社は担当者によく会社のことを理解してもらうよう協力する必要があります。

投資契約書
投資契約書に関する話は、VC側の意思決定がなされる前後から始まります。投資会議で、「投資契約書にこの条項を入れるべきだろう」といったことが投資の条件になったりします。投資契約書については、またの機会に記載します。

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