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2015-03-10

会社組織図をサッカーコートで考えてみた

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会社の組織図というと、以下のような図が一般的だと思います。

旧組織図

さて、これは何を表現しているのでしょうか?

私には、メンツと序列の羅列にしか見えません。

〇〇本部長は全員同列ですよ。

〇〇本部長の管轄はこことここの部署ですよ。

どの部署が偉いとか偉くないはないですよ。

経営企画室は、本部より序列は低いですよ。でも社長直轄ですよ。で、バランスとってます。 

こんなメッセージしか伝わってこないのではないでしょうか? 

「組織は戦略に従う」と言いますが、組織図は本来、戦略上の役割を表現するものではないかと思います。

例えばですが、サッカーコートを使って、以下のような組織図を考えました。ベンチャー企業の組織図です。

新組織図

左のゴールマウスが顧客。

円の大きさは人数規模。

これから顧客を増やしたいので、顧客側に寄った攻撃的布陣。

顧客に一番近いのが、営業と開発。

顧客と接触するのは営業だけでなく、開発も積極的に接し、プロダクトを洗練させる。

UIが顧客にとって非常に重要なので、デザインは前寄りセンター。

営業・デザイン・開発がやや重なっているのは、蜜にコミュニケーションをとるから。

マーケティングは、攻撃型MFのポジションで、営業と開発をサポートしつつ、全社にKPI情報を配給。

ベンチャーだからCEOはグラウンドの中心にいて、オフェンスもディフェンスも見ながら、前に出たり、後ろに下がったり。日本代表の遠藤ヤット選手のような攻守の要。

後方に少人数ですが管理がいて選手が動きやすいようにサポート。
客観的に試合をみて、CEOに経営情報を供給。

財務はゲームオーバーにならないように堅守。

ベンチには取締役会がいて、選手の動きを監督。

観客席には外部の株主がいて、大きな声援を送る人、一喜一憂する人、罵声を浴びせる人、すぐにあきらめて帰ろうとする人、などなど。

よく外部から組織図の提示を求められますが、ありきたりのツリー型組織図ではなく、各組織の意図や役割を考えて、枠にとらわれない組織図をつくってみるのも、「おっ?」という差別化になるのではないかと思いました。

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