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2012-06-22

VCの投資判断の視点

VCの投資判断視点は、以下の3つに集約されます。
(1)経営者・経営陣の雰囲気
(2)事業の成長性
(3)VCの採算性
VCによっては革新性を重視したり、堅実性を重視したりと固有の方針がありますが、重要なのは上記3点です。

(1)経営者・経営陣の雰囲気
 VCが起業家に最も求めることは誠実さです。何の担保もなく返済期限のないお金を投資するので、起業家が真剣に事業を進め、VCと誠実に向き合う方かどうか、を最も重視します。ベンチャー企業投資は超長期の資金運用事業になります。長期的に信頼関係をもって付き合えるかどうかを重視するのは当然のことと言えます。
 この他、起業前の仕事での実績があれば、当然プラスに働きます。会社としての実績がまだ乏しい場合は、経営者または経営陣のこれまでの実績がとても重視されます。ただ、過去にものすごい実績がないとダメかというと、そんなことはありません。これまでに何らかのいい経験を持ち、人間的に信頼できる方であれば大丈夫です。

 なお、「この経営者は難しそうだな」と思った時に、「経営者として難しいと思ったので投資できません」とストレートに断る理由を述べることはまずありません(笑)。「事業に自信が持てません」、「採算面でちょっと難しいと思ったので・・・」という回答にすり変わります。

 代表者以外のメンバーとともに、いい経営チームが造れているとプラスになります。

 一方、人や他社の悪口が多い方、嘘の多い方は見送られる可能性が高いので注意が必要です。悪口の多い方は責任転嫁が多く反省しない傾向があること、嘘の多い方は社内外から信用されないことは言うまでもありません。

(2)、(3)は次回以降で記載します。

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