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2015-02-17

「20人目に入社する社員の入社理由は、こういう理由であってほしい。」ピーター・ティール

優秀な社員に入社してもらいたい。どのようなベンチャー企業でも、そう望むところです。

優秀な人材をひきつけるために、ストックオプション、オシャレなオフィス、肩書、働く環境、などなど、様々な特典を用意する会社も多いですが、本当はこうした特典が理由で入社してほしいわけではないと思います。

ペイパル創業メンバーのピーター・ティールは、タイトルに掲載した「20人目の社員が君の会社に入りたいと思う理由は何だろう?」への答えこそが最も重要であると言います。

「グーグルでもほかの会社でも、より高給でより高い地位につける人が、20番目のエンジニアとして君の会社を選ぶ理由は何だろう?」

様々な特典は他の会社でも提供できる。この答えは、
「各会社によって異なるので正しい答えはないが、『使命』と『チーム』がカギである」

と言っています。
(ピーター・ティール「ZERO TO ONE」/NHK出版)

なるほど、今一度、自社のビジョンやミッションを再確認して、磨き直してみるといいかもしれません。これは、多くの人が、青くさく思えて、あまり真剣に話し合うことがないことですね。

どんな会社でも、もう一段上から事業を俯瞰すると、裾野を大きくしたり、未来を大きくイメージしたりすることはできることもあります。
また、そもそも何のために起業したんだっけ?を思い返してみたり、起業後に新たに固まった志があるかもしれません。

 確かに、入社して、その後大きな活躍をする人というのは、待遇面の交渉や駆け引きで入社した人というより、会社のミッションに共感したり、会社の文化で選んだりする人が多いと思います。

本当に優秀な人の多くは、生活に必要な収入条件が満たされれば、金銭面よりも、自分の能力を生かすことができ、さらに能力を伸ばせそうな場所を求めているのだと思います。
その方が長期的に見れば自分の価値が上がると。

エリック・シュミットは以下のように言っています。

「すばらしい人材の集まる会社は、すばらしい仕事を成し遂げるだけではない。さらに多くのすばらしい人材を引き寄せる。」

「最高の人材を何人か獲得できれば、その後まとまった数を確保できるのは間違いない」

「スマートクリエイティブが集まってくるのは、充実した福利厚生ではない。最高のスマートクリエイティブと一緒に働きたいからだ」

(エリック・シュミット「How Google Works」/日本経済新聞社)

メンバーで「ミッション」を話し合いうことで「チームワーク」を磨くことが、その後入社する人材の質を決めるのかもしれません。

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