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2012-05-29

VCのお金

相手を知り、自社を知れば百戦して危うからず。

孫子の兵法に、「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」という言葉があります。ビジネスの世界では、「敵」を「相手」と読めばいいと思います。「相手」とは、顧客、社員、ビジネスパートナーであり、ベンチャーファイナンスの場合は投資家のことをよく知ることが、成功の第一歩です。

VCのお金
VCが投じる資金はどこから出ているのでしょうか?
VCの事業とは、「ファンド運用業」「資金運用業」です。VCは、「ベンチャー企業投資で資金運用します。うちのファンドにお金を出しませんか?」とファンドへの出資者を募ります。ファンドに出資する人はどのような人かというと、金融機関、機関投資家、事業会社、個人(例えば上場会社経営者OB)などです。上場有価証券の投資信託のように、広く一般の人に公募することは少なく、ファンド出資検討者に個別に勧奨しています。長期の運用でハイリスクハイリターンですので、それをきちんと理解できる法人・個人でないと、「途中でお金を返してほしい」と言われても困るからです。
ファンドへの出資を検討する側の出資動機は大きく2つあります。
1つめは利益目的。資金運用といえば、株式や国債・社債などが一般的ですが、それよりハイリスクではあるがハイリターンも期待できるVCファンドへの出資を検討することはあります。
2つめは新たな事業領域での先端的情報収集。テーマを決めたファンド、例えば「次世代ネットビジネス」、「再生エネルギー」、「創薬バイオ」といったテーマ型ファンドに対しては、事業会社が様々な先端的取り組み情報をキャッチする手段としてVCファンドに出資することがあります。
あと、VCファンドを通して間接的にでもベンチャーを支援しよう、という動機がある人もいると思います。

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