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2015-02-04

イノベーションとはどのようにして起こるのだろう?

イノベーションとはゼロからイチを生み出すことなのか?
イノベーションというと、技術革新のような「ゼロからイチを生み出す」と考えます。

今までになかったサービスやプロダクトは、このような印象を与えます。

でも、イノベーションとは、本当にゼロからイチを生み出すことなのでしょうか?

イノベーティブなサービスやプロダクトをよく見ると、「組み合わせ」によるものが多いことに気付かされます。

イノベーティブなインターネットビジネスは組み合わせ
これまで、インターネットの普及とともに、多数のイノベーティブなネットビジネスが生まれ成長してきました。

しかし、アマゾンもイーベイも、既にあるビジネスとインターネットを組み合わせたものであることはすぐに理解できます。

そして、インターネットと既存のビジネスが結合することで、例えばロングテールというインターネットならではの、今までできなかった付加価値を生み出しました。

Googleは、ペイジとブリンが、スタンフォード大学のデジタルライブラリープロジェクトに参画したところから始まりました。図書館の書籍検索の結果表示の優先順位を決める際に、「有効な文献に順序をつけるなら、他の文献から参照されている回数が多いもの順ではないか」というところからページランクはスタートしています。この図書館の順位付けとインターネットの結合が「Google」とも言えます。

マーク・ベニオフがセールスフォースを考えついたのは、「パッケージソフトウェア」を「アマゾンのようなネットサービス」として提供できないのか?と考えたところからスタートしているとのことです。

創造とは結びつけること
アップルもスティーブ・ジョブズ自身が、「創造とは結びつけることだ」と言っています。

相対性理論を発表したアインシュタインは、「組み合わせ遊びは、創造的作業には欠かせない」と言っています。

イノベーティブな能力は先天的なものなのか?
「イノベーションのジレンマ」で有名なクレイントン・クリステンセンは、「イノベーションのDNA/翔泳社」の中で、イノベーティブな考えは後天的なものであり、
「誰でも行動を変えることで、創造的な影響力を増々発揮できる」
と言っています。

「脳は新しいインプットを与えられたとき、増々多くのつながりを生み出せるようになる。」

ただし、多くのイノベーターが普通の人と異なるのは、アイデアを集めるのが好き、ということです。様々な組み合わせを自然習慣的に考えるクセがついているので、普通の人よりアイデアや企画が次々と生まれるのではないかと思います。

これは裏を返すと、イノベーティブな能力を持っていないと思っている人でも、意識して習慣づければ、イノベーティブな人間になれる、ということになります。

クリステンセンはこれらのことをレゴ遊びに例えています。
「ブロックの種類が多くなるほど、創意工夫がしやすくなる」

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